とよた歯科医院では、予防歯科のコーナーでまとめている方法を、歯磨きの基本的な考え方として指導しています。ここでは、歯間ブラシやデンタルフロス(糸ようじ)は説明していませんが、診療室においては、必要に応じてこれらも用いるように指導しています。ただ「通常の歯ブラシがあくまでも主」と考えてきました。
ところで、最近の考え方として、「ワンタフトブラシで、まず、磨き残しの多い部位を磨き、それから通常の歯ブラシで通常の磨き方で磨く」というのがあります。1~2分ワンタフトブラシを用いることで随分手早くきれいに磨けるようです。ゴルフでは距離に応じて用いるクラブを変えます。歯磨きにおいても、磨きたい場所の形態に応じてブラシを変えてあげれば、手早くきれいに磨けるのは当たり前といえば当たり前です。1本の歯ブラシですべての歯磨きを済ませようとするのは、パター1本でゴルフコースを回ろうとすることと同じくらい無謀なことかもしれません。
福岡市南区 とよた歯科医院
上の写真の上にあるブラシがワンタフトブラシです。これを用いて、まず歯の生え際や、歯と歯の間を磨くと効果的です。プラークを赤く染めた経験のある方は、その時磨き残しが多かった場所を、ワンタフトブラシでまず磨くといいでしょう。
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