福岡市南区清水

院長ブログ

歯ぎしりについて

今日、歯ぎしりついて質問がありました。歯ぎしりというのは、咀嚼筋群が何らかの理由で異常緊張し、咀嚼、嚥下、発音などの機能的な運動と関係なく、非機能的に上下の歯を無意識に、こすり合わせたり(グラインディング)、くいしばったり(クレンチング)、連続的にカチカチと咬み合わせる(タッピング)習慣をいいます。

 原因としては、局所因子としては、咬み合わせの不調和。全身的な因子としては、日常生活のストレスなどの精神的因子が関係していると思われています。

 治療の基本は原因の除去です。早期接触(上下の歯で咬んだときや、歯ぎしりのように横に動かしたとき、特定の歯が早く当たること)などの咬み合わせの異常をできるだけ取り除き、精神的なストレスもまた極力取り除く必要があります。まず可逆的(元に戻せるような処置のこと)な治療を行って経過を観察することになります。

福岡市南区 とよた歯科医院


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