福岡市南区清水

院長ブログ

院内の音楽について

現在、私の歯科医院で流れている音楽はCDによるものです。以前移転する前は、有線放送を利用していましたが、音楽のジャンルが固定してしまうため、移転をきっかけに変更してみました。
流す音楽はできるだけ多くの人の嗜好に合うようにさまざまなものを用意しました。初期はインストゥルメンタルが主でした。今はjpopは古いのから新しいものまで色々。ギターやピアノやバイオリン演奏によるイージーリスニング、クラシックもバロックのダウランド、ラモー、アルビノーニから20世紀のショスタコービッチ、ぺルトまで色々流しています。スタッフにもお願いして、お気に入りのCDを持ってきてもらっています。
そのなかで、大変印象的なできごとがありました。78歳の女性が診療終了後、「美しい声の歌がとても懐かしかった。どうもありがとう。」とお礼を言われました。また他の70台後半の女性は、受付にいたとき、流れてきた音楽を聞くなり、「わあー、この歌懐かしい。」と、一緒に歌いだしました。さすがにこれには、私も、横にいたスタッフもあっけに取られました。音楽の与える影響の大きさに今更ながら感心しました。ちなみにこのCDはどちらも同じで遊佐未森の「檸檬」です。大正4年から昭和30年までの歌を集めたカバーアルバムです。お年寄りの人気が高いのではずせません。私の歯科医院に来ている間、少しでも気持ち良く過ごしていただけたらと願っています。


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