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かかりつけ医
かかりつけ医とは
歯が痛い、お口に異常がある、入れ歯の具合が悪い、などの症状があると思ったら、まず、私の歯科医院にきていただきたいと思います。
診察の結果、精密な検査やより高度な治療が必要な場合、適切な専門医療が受けられる医療機関を紹介いたします。
お口の中を見て何が判るのか
歯科医院は、主に歯の治療を日常はしています。ただ歯ぐきや舌の状態を観察することで、全身的な疾患を発見することもあります。
症例1
「女子中学生の歯ぐきが、全体的に腫れ少し黒ずんでいて、全体的に歯の生え際から出血している。」このようなケースがありました。普通、歯周病が重篤な場合も同じようなことがありますが、この方の場合、年齢が若い上、プラークの付着があまりなく歯石もみられませんでした。そこで血液疾患が疑われましたので、福岡赤十字病院へ紹介いたしました。そして検査の結果、急性白血病であることが判りました。
症例2
「舌の右側面に6×15mm程度の白い板状の腫瘤があり、癌化の恐れがありましたので九州大学病院を紹介いたしました。そして前癌病変の白板症とのことで切除手術がなされました。
症例3
二十代後半の女性、下の歯の内側の歯ぐきが、最近、でこぼこと膨らんできたとのこと。X線検査の結果、顎の骨の中に大きな空洞ができていました。そこで九州中央病院を紹介いたしました。そしてエナメル上皮腫ということが判り、手術されました。
症例4
通常ざらざらしている舌の表面がつるつるしている場合、これは舌乳頭が萎縮して平滑になっているもので、鉄欠乏性貧血が考えられます。鉄剤の服用が必要です。
紹介先病院
- 九州大学病院
白板症の切除、骨に深く埋まった親知らずの抜歯、歯の根の治療(難治性のもの)、難治性の顎関節症、などを過去に紹介しました。 - 九州中央病院 歯科口腔外科
骨に深く埋まった親知らずの抜歯、エナメル上皮腫(顎の骨の中の腫瘍)の治療、味覚障害、などを紹介しました。 - 福岡赤十字病院 歯科
骨に深く埋まった親知らずの抜歯、高齢心臓病患者の抜歯、抜歯後の止血不良、などを紹介しました。 - 佐賀大学医学部附属病院
患者が特にこの病院で「抜歯後の予後不良の治療」を希望したため紹介しました。 - 福岡大学病院
患者が特にこの病院で「骨に深く埋まった親知らずの抜歯」を希望したため紹介しました。